ささぶろう

ゴミ箱

なぜ勉強するのか

こんばんわ
ブログを唐突に始めたものの、別にネタを考え込んでたりしたわけじゃなかったので、2次元オナニーに関しての記事だけ書いた後、丸2日放置するというのは我ながら狂気だと思いましたさぶろうです

僕は今アルバイトで個別指導の塾講師をしているのですが、生徒からたまにこういう質問をされます

「勉強して将来なんの役に立つのか」

僕も昔この手のことは考えましたが、大体この疑問に執着している奴は勉強が出来ません
しかしまあ言われてみれば確かに国語や英語はともかく、数学や理科などの科目は一見すると日常生活を過ごす上で殆どがその習った内容を使用する機会がないよう(内容?)に思えます

三平方の定理や原子の構造なんか勉強したところで普段どこで使うんだ、勉強する意味なんかない」と、無知な小中学生や文系のカス共がそう思ってしまうのも無理はありません
彼らは人間として浅いのですから分からなくて当然です

ここからはあくまで私個人の考えなので、教育の専門家から言わせれば的外れなものもあると思いますがご容赦ください

私は大学で数学を専攻にやらせてもらっているので、今回は数学を例に挙げて話します

そもそも中学生が数学を学ぶ意義というのは前述のように三平方の定理を覚えたり、三角形の合同を証明出来たりなどというスキルを身につけることではありません
数学をやる意味というのは、論理的思考力を養うためであり、それさえ身についているのならば、文字式の計算も相似条件も覚える必要なんかありません
あくまでそれらは論理的思考を育てるための道具でしかないし、当然日常生活では使いません。将来何の役にも立ちません。当たり前です
論理的思考というのは、もう少し噛み砕いて説明すると、「AだからB BだからC、つまりAだからCになる。」というような考え方のことです

例えば、「2x=4をxについて解け」という中1の問題があります
これの答えを出す過程で、「まずxについて解くと言われてるから、最終形はx=?だな。左辺の2xをxにする為には、2で割る(1/2をかける)必要があるな。そういえば、等式を解くときには左辺と右辺で同じことをする必要があるんだった。つまり右辺の4にも同様の作業をしないといけない。それらをこなすと、x=2となり、これで大丈夫そう🤔」という思考が大切なのです
このように論理的思考を用いて考える訓練をすることは将来他のあらゆることを考えるときに必ず役に立ちます
もしそう思わない大人が居るとしたら、きっとその人はまともな教育を受けずに育ってしまった人なので恐らく一生勉強する意義について分からないままなのだと思います

ここまで長ったらしく書いてはきましたが、学生時代にきちんとした教育を受けて勉強をした人達ならば、僕が冒頭に書いた「勉強して将来何の役に立つのか?」という疑問に対して、皆さん自身の答えを持っていたはずです
誰の考えが正しいとかではなく、この質問に対して自分なりの答えを持っていることが、きちんと学生時代に勉強した証であり、そういう人はその勉強したことを今に生かせている大人になっているはずです

まとめっぽくなったのでここで終わります